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「ぷはぁぁぁっ……」
必死で呼吸を整えるあたしを横目に、神坂はクスクスと笑いだした。
「ちょっと神坂っ。こんなトコでいきなり何やってんのっ?見つかったらヤバイじゃん!」
「……何って?見回り来るの気付いたから、教室に隠れただけじゃん。」
「…えっ?はっ?キスは?」
「………。」
…しまった。口に出したらめちゃくちゃ恥ずかしいっ
「……ほのか。何想像してた?」
神坂はお腹を抱えて。声を殺して笑い続けた。
てっきり、キスされるのかと思ったなんて。
とっくにバレバレなんだろうケド、絶対言えない。
「お楽しみは、また後でな?」
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