20XX.9.26

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あたしを包み込むような優しい瞳。 あたしは今日も、この瞳に囚われて。 そうだ。 今までずっと。 この瞳に、支えられて来た……。 神坂の吐息が近付く。 星空が落ちそうな程に、煌めく光を放つ。 ゆっくりと瞼を閉じた暗闇に、いつまでも。 あたしの大好きな神坂の笑顔が見えた。 「だ、誰か居るのかっ!」
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