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「……パンツ。丸見え。」
「…ちょっ※○▲×¥#@★!!」
思わず叫びそうになったあたしの口元は、アイツの大きな手に塞がれて。
「……デカイ声出すなって。」
ぐるぐると目が回る。
警備のライトが暗闇を模索する中。
「たまには。こんなスリルもアリ、だろ?」
そう言って神坂はあたしの身体を引き寄せた。
恐怖とスリルと、神坂の熱にドキドキしながら。
それでもだんだんと心地よくなる胸のリズムに、不思議と笑みが零れた。
「……神坂のバ、カ……。」
最後の台詞はアイツの口唇に塞がれて、声になる事はなかった……
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