十三日目

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夏休み&8月が過ぎてもまだまだ熱い9月の初日。太陽も頑張っていて空もオレンジ色に染まっているこの頃。 セミも頑張って鳴き続けているけど、私はそれよりもさらに上の鳴き声……いや、叫びたい気持ちでいっぱいだった。 「そんな心境いいから、さっさと決めなさいよ。私早く帰りたいのよ」 「だ、誰のせいだと思っているの!」 早く帰りたいなら帰ればいいじゃない………。 「よそ見している場合か?」 上から、ぶった斬るようにラクロスのスティックを振り下ろそうとする………先ほど知った少女の行動をのを何とか避けて、5歩ぐらい後ろに下がる。 「何で………」 だいたい玲の振り回されるのは多少馴れたけど………。 「いつまでそのボールを保持できるかな?」 何でいきなり……… 。 「来ないなら………こっちから行かせてもらうぜ!」 何でいきなりやったことないラクロスの決闘をしなければいけないの!?
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