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くそ・・・くっそ!!!どうしてこうなった・・・・身体が・・・動かねぇ!!!!!
俺は今一人で道端に俯せで倒れています。
亜衣と神咲の背中は少しづつ小さくなっていく。
あぁ・・・・あぁぁぁあああ!!俺これ死ぬだろ、誰も助けに来ないだろ・・・
どうすればいい・・・!?
言葉を声にして出すと
「カ・・・カッッカッカ・・」
カしか言えねぇって何だよぉおおおおおおお!!!
どんな神拳使ったんだ!!!まったく!!!秘こうを突かれちまったぜ!!
ふざけるな!!!助けてぇええ!がカカカッカアア!ってなっちまう!!
くそ・・・くそ・・・
その時であった。
背中に重みがのしかかってきた。
「カカカカァッァァアアアアア!!!(痛てッぇえええ!!!)」
俺は顔を上に向けると、一人の少女が目に写った。
長門みたいな、なんといいますか、長門みたいなクーデレいいよねみたいな。
そんな子が居ました。確か入学式の日の自己紹介で俺に天命の阿呆と言ってきた子です。
「・・・・気がつかなかった」
と言い左手を差し伸べてきた。
「・・・早く」
俺はその手を握り立ち上がった。
「・・・キャンプに戻る」
「じゃあ一緒に戻ります?・・・ハッ!?声が戻ったァ!?」
「・・・?」
「どうしたんですか!?」
「あなた・・・理解不能」
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