イエスッッ!!

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「はい、ここがあなたの部屋ですわ」 金髪美女に連れられて寮の中を案内してもらった。 「あの、名前なんていうんすか?」 ステファニーとかが妥当か? 「2年C組の天条院椿ですわよ!」 「ツヴァイ?おぉ!ツヴァイヴァイ!」 「あなたワタクシに・・・殺されたいのかしら?」 滅相もない、が・・・ 踏まれたい。 「あ、ありがとうございます!」 「ふふ、ワタクシは3階の部屋だから。ふふふ」 そしてツヴァイ先輩はそのサラサラな髪を靡かせながら自分の部屋へと向かった。 俺の部屋は2階。 俺の部屋の真上がツヴァイ先輩の部屋だ。 俺は自分の部屋へと入る。 本当ならば2人1部屋なのだがさすがに男の俺は一人。 というか・・・・ 「女子校最高だぁぁあぁぁっっぁっっっっっ!」 ガチャ 部屋のドアが開いた。 あれ、ここのドアって自動でしたっけ? 「・・・・」 ドアを開けた本人は俺を見つめてくる。 そして少しずつ口を開け始めるその女の子 「ま・・・じ?」 なにが? 「成ちゃん・・・?」 「誰っていう」 「忘れちゃったの?亜衣だよ!亜衣!」 亜衣って・・・だれ? ろしあ!!!! 「もしかして泣きっ子亜衣?」 「うん!会いたかったよぉおお!うぇえええん!!」 泣きながら抱きついてきたこの子は俺の幼なじみ。 俺が小さいときにどこかに引っ越してしまってそれ以来の関係だったが…久々の再会っていうやつですはい。 フルネームは綾垣亜衣。 髪は薄いピンクのショートヘアです。モモたんっ!
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