出会い

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ウチの野球部強いのか。 そして奴は4番か~。 なかなかやるな。 俺)でもとりあえず放課後グラウンドに行ってみる。 ・・・・放課後・・・・ 俺)勝負しやがれ噂の天才君!! 走)あいつ名前覚えんの苦手だもんな~笑 寛貴)気が済むまで投げて来い。 俺)はぁ、はぁ。 多分100球近くは投げた。 もうストライクゾーンにボールがいかない。 ストライクゾーンにボールが行かないのは疲れているせいもあるだろうがストライクゾーンに投げるたボールはほぼ全球外野の奥まで飛ばされ正直びびってる。 寛貴)このぐらいにしとけ。素人が。 俺)・・・2年だ。 寛貴)あ? 俺)2年あれば俺も全国選抜に選ばれてお前を三振に取ってやる! 寛貴)勝手にしろ。 その瞬間寛貴は少し笑っていたような気がした。 俺)あ~疲れた! 走)あいつ噂通り相当すげーな! 俺)あいつはすげぇよ・・・。 初めて他人をあんなにすごいと思った。 敗北から学ぶとはこういう事か、と思いながら眠りについた。
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