入部

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入部

結局俺は野球部に入った。 皆には小学校からやってたやつには勝てないよ。 なんて言われたがそんな事思わない。 俺は天才だからな!笑 最初は普通の1年生とも別メニューで体力強化ばっかり。 野球部なのになんで陸上部みたいな事してんだよ。 ・・・と、いつもぶつぶつ言いながらだがだいたい要領をつかみ最初は3時間かかっていたメニューを2時間ちょっとでこなすようになった。 その日も部活が終わり一人で帰っていると …)おいっ! 俺)ん?・・・あっ! そこにいたのは寛貴だった。 寛貴)お前暇だったら付き合え。 特に予定もなかったし体力練習にもなれまだ動き足りないと思っていたとこだった。 俺)いいぜ。 ちょっとかっこうつけて寛貴の後についていった。 10分ぐらいして着いたとこは玉木という表札がある豪邸。 寛貴)俺ん家だ。こっちだ。 と、言い裏庭みたいな所に連れてこられた。 暗くてよく見えなかったが 「パチっ」 っと、電気が付けられた。 目の前にあったの立派なマウンド。 俺)お~! 寛貴)練習するぞ。 俺)え? 急な事だったので間抜けた声を出してしまった。 寛貴)上手くなりたいんだろ?俺がお前を上手くしてやる。それに毎日体力練習じゃつまらんだろ?笑 こいつが笑ったの初めて見たかも笑 寛貴)何笑ってんだよ!嫌なら帰ってもいいんだぜ。 俺)やるに決まってんだろ!やってやるよ!
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