第1章

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その後普通に家に帰って、風呂に入り、ご飯を食べて、今はのんびりテレビを眺めている。 最近のお笑いがイマイチ理解出来ずに、ただなんとなくバラエティ番組をつけていた。 この頃のバラエティは専門家が出てきて、男の恋愛はあーで女はこーだと話をするようだ。 「ふーん。男は女の気持ちを理解しようとしない、ねぇ~」 「なーに言っちゃってんの青少年!」 姉貴がツッコミを入れてきた。 「まぁ、女の子の気持ちを知りたいなら、このお姉様の愛読書を貸してあげてもいいわよ?」 いつもの調子でからかって来たが、俺が「うん」って答えると、 「あんた熱あるんじゃない!?」 って真剣に心配された。
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