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「そうそう。いい感じ!」
たけ…真未はまた満面の笑みを見せた。
「じゃあ矢島君は~…ヨウちゃん?」
馬鹿にしたように、にやにや聞く真未。
「あほか。」
一喝。
「まぁいいじゃん、ヨウちゃん!帰ろ~」
俺の話は基本流して、真未は片付けを始めた。
『あれ?』
俺はふと、さっきのずぶ濡れだったことや、涙の訳を聞かずにいた事を思い出した。
今なら心を開いているかも知れないと、もう一度聞く決心をした。
「なあ、た…真未…?」
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