2.出会い

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逃げるという選択肢を奪われたレイラ 大人しく男が来るのをボーッとしながら待つことにしたのだ すると、廊下からドタドタと走る音が聞こえた 「若ー、また勝手に外へ出ましたね あれほど口酸っぱく言ったの…に?」 「あ、どうも」 黒く長い髪をひとつに束ねた男が叫び声をあげながら入ってきた が、その男はレイラの姿を見た途端に口を開けて固まってしまった  
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