4月2日

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なかなかイケメン君との食事とか有り得ないし、まっいっか。 彼について行った先は、大衆食堂のような居酒屋。 「ここでいい?最近よく来てるんだ」 「うん。」 彼について、店に入ると元気のいい店員さんが奥の個室に案内してくれる。 彼は、私に嫌いなものはあるかと聞き、ないと答えると、馴れた感じで注文している。 料理の前にマッコリがきて、お互い名前も知らなかったねと簡単な自己紹介。 「オレはジフン。よろしく」 「私は花音。こちらこそ」 ジフンさんは、切れ長な目、甘いマスク。で顔に似合わず逞しい体をしている。 「花音さんは…「花音でいいよ」じゃ、花音は何してたの?」 「あっあれね。あれは決意表明。」 「何に?」 「アハハハハ…、私を捨てた男に」 旅の恥はかき捨てってこと。二度とあわないから、何でも言えちゃう。 「えっ、ごめん。まずいこと聞いて」 「全然、もう傷も癒えてるから、大丈夫。気にしないで」 あんなに泣いてたのに?
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