私たちの過去

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インターホンを鳴らす。 しばらくすると、男の子が出てきた。 私と同じくらいの。 私は一目散に走り出した。男の子は最初は驚いていたものの、私を抱きしめてくれてとても安心した。 私たちの里親はただ、その光景に何も口出しをせずに、優しい目で見守ってくれていた。
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