少女と怪物の歪な会話

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  「ウロロローン、ウロロローン。」 ここらで町人は耳を閉じるので何にも聞いちゃいません。 「今日はいいものをくれた、いいものをくれた。」 そう大層喜んでから、怪物は、 「トットクレモンフェラン」 と言って、鳴くのを止めました。  
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