中学校

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その日の昼休み、小学校から友達の勇樹とお弁当を食べていた。 「お前何、にやけてるん?」 勇樹の発言にビクッとした… 『別に何もないよ!』 「ふ~ん」 もうすでに、彼女の事で頭がいっぱいだった俺は、どうやら顔にでていたらしい。 ただ照れからか、俺は勇樹には言わないことにした。 ご飯を食べ終え、勇樹とグランドに行こうとした、その時… 「豪毅~☆」 教室内に響き渡る大きな声。 その声の先には、なんと彼女の姿が!! いつも以上の笑顔でこちらに向かって手をふっている。 (恥ずかし過ぎる…) 教室にいる生徒の視線は、一斉に俺に集まった。
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