0人が本棚に入れています
本棚に追加
その日の昼休み、小学校から友達の勇樹とお弁当を食べていた。
「お前何、にやけてるん?」
勇樹の発言にビクッとした…
『別に何もないよ!』
「ふ~ん」
もうすでに、彼女の事で頭がいっぱいだった俺は、どうやら顔にでていたらしい。
ただ照れからか、俺は勇樹には言わないことにした。
ご飯を食べ終え、勇樹とグランドに行こうとした、その時…
「豪毅~☆」
教室内に響き渡る大きな声。
その声の先には、なんと彼女の姿が!!
いつも以上の笑顔でこちらに向かって手をふっている。
(恥ずかし過ぎる…)
教室にいる生徒の視線は、一斉に俺に集まった。
最初のコメントを投稿しよう!