詩付き

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†甘毒蛇 何も伝えないその眼の先に アナタが刃を持つ手が見えているのです。 何時かは僕の喉を腹を尾を開いて 内を掻き乱していくのだと知っているのに 僕はアナタの掌に 頭を擦り付けて甘えるのでしょう。 だってアナタが唯一人、僕の存在を確かなものにしてくれる人だから 一時で良い 僕に生きる幸せを 僕にもがく苦しみを 与えてください それが僕が生きて行く 糧と成るように
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