始まりの時

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視点は移りとある少年へ どうも俺は百々群千寛(どどむら ちひろ)って言います初めまして 俺はしがない高校3年生で容姿も普通勉学は下から数えた方が早い そして我が親友の神崎晶(かんざき あきら) コイツはよく小説に出る完璧超人で勉強はいつもトップ運動神経抜群おまけに容姿も凄くイケメンと言う 更にいつもコイツの周りには女の子が引っ付きリア充してやがる 千寛「畜生!リア充爆発しろ!」 晶「なんだよいきなり」 最悪なことにコイツ超ド級の鈍感野郎なわけだ 俺達はこうやっていつも学校に通っている 一時限目の授業が始まり先生が到着する この先生たまに意味不明な問題出すからいやなんだよね 少し時間が経ち眠気が襲ってきた直後奴はやってきた 編入してきた男、九十九絶月 赤い髪の金色の眼 髪は染めて眼はカラコンだと思ったが編入当初生徒指導のとても厳しい先生が怒鳴り付けていた 確かこの髪は地毛で眼は生れ付きっていったからだっけっな まだ続くと思われたその怒鳴り声はあの編入生の睨みによって終わった 正直ちびったよ だってあの厳しい先生ですら腰抜かす程なんだよ? ただの生徒があんなの見て耐えられるわけないじゃん そして我が親友を簡単に抜く身体能力 50m走を4秒以内ってなに?化物だよまったく まだあるぞ、あの編入生は髪と眼が印象に残るから不良によく絡まれる いくら身体能力が化物じみても、30人もいたら勝てないだろと思ったが瞬殺 あの喧嘩が原因でこの辺一帯の最強の不良に伸し上がった男だ この学校ではそんなアイツに関わろうとする奴はいない 勿論俺もいやだ もし喧嘩を売ろうなんて馬鹿がいたらそいつは必ず病院行き決定 要は触らぬ神に祟り無しってわけだ おや先生がなんか言ってる 止めとけばいいのに アイツ怒らせたら先生でも殴るんじゃね? 千寛「なんだよあの問題」 なんか意味不明問題でたんだけど もしかして先生アイツに挑発してんの?ヤバいって あの先生めっちゃドヤ顔してるぞ 千寛「なんでわかんのさ」 アイツもアイツで意味不明だよ なんで解けるのなんで知ってるのもうわけわかんねぇ
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