阿部「やらないか」 QB「えっ」

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QB「ああ、うん、いいよ別に」 ほむら「!?」 ほむら「な、なぜ?あんなにまどかに固執していたはず……」 QB「うん?どうやら色々と情報を持っているようだね」 QB「確かに、鹿目まどかは素晴らしい素質を持っていたはずだった。でも突然、その素質を失ってしまってね」 QB「今ではカスほどの魔力の資質も感じない。わざわざ魔法少女になってもらう必要はないね」 ほむら「……」 ほむら(喜ばしいはずなのに、この敗北感は何?) ほむら「では、なぜ貴方はこの街をうろついているのかしら。まどかが目的でないのなら、貴方からわざわざ出向く必要はないはず」 QB「……以前のまどかと同等か、それ以上の素質の持ち主を見つけてしまったからさ」 ほむら(まどかと同等……それなら、契約すればただではすまない。まどかの身にも危険が及んでしまう……) ほむら「その素質の持ち主は、誰なの?」 QB「……」 QB「彼さ」 阿部「……」 ほむら「……」 ほむら「えっ」 阿部「やらないか」ジイ QB「やらないよ」 QB「理解に苦しむけどね、彼の持つ素質は歴代の魔法少女すべてを束ねたとしても、それすら軽く凌駕する」 QB「阿部高和。不本意ながら、君が契約すれば歴代最強の魔法少女が誕生するだろう」 ほむら「少……女……?」
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