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QB「真に不本意ながら、本当のことだよ佐倉杏子。阿部高和は魔法少女候補さ、しかも規格外の力を秘めた……ね」
杏子「キュゥべえ……いや、インキュベーター!」
QB「……」ヨタヨタ
杏子「……なんでそんな内股でヨタついてんのさ」
QB「新しい個体にもそれなりのコストがかかるからね……活動できる限りはこの個体を使わざるをえないのさ……」
QB「それより佐倉杏子、僕をその名で呼ぶということは、接触しにきた相手っていうのは」
ほむら「ええ、私よ」
杏子「あ、てめーいるんならさっさと出てこいよ!つーかいつからいた!?」
ほむら「親父も駄目ってゆってたよ?」
杏子「死ねっ!今すぐ死ねっ!」ブンブンッ
阿部「いつからここは女子中学生の溜まり場になったんだ?」
ほむら「佐倉杏子は偶然でしょう。私は阿部高和、あなたを監視していたから」
杏子「こいつを監視って……んな心臓に悪そうなことよくできるな」
ほむら「ええ。おかげで色々と新たな発見が得られたわ」
ほむら「男同士って、いいものね」グッ
QB「こんなの絶対おかしいよ……」
QB「それにしても、君がまさか佐倉杏子とコンタクトをとっているとはね」
ほむら「ワルプルギスの夜に対抗するには、彼女の力が必要と判断したまでよ」
QB「へえ……本当によく知ってるじゃないか。僕に話を聞かれていていいのかい?」
ほむら「あなたを排除したところで、すぐに代わりが来るでしょう。それに」
ほむら「今の状態のあなたを交代させるのは惜しい」
QB「ああ……お腹の奥がなんだかメラメラするよ。これが感情?」ヨタヨタ
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