阿部「やらないか」 QB「えっ」

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「過去からずっと、魔法少女はガチホモにしかなれなかったことにしたい」 QB「その願いは……!君は歴史……いや、世界の法則まで変えてしまおうというのかい!?」 阿部「話を聞いた時から、ずっと思ってたのさ。何で少女なんだって」 阿部「俺みたいな、未来を遺せないガチホモとは違う。未来もあるし、子も産める」 阿部「それに……」 阿部「ほむら、マミ、杏子……それに、さやか、まどかも」 阿部「いい女じゃねえか……!」 阿部「だったら、今度は俺の番だろ?」 QB「……まあいいさ。君には望みをかなえるだけの力がある」 QB「それに、君がどんな願いをかなえようと、君が契約した時点で僕の勝ちだからね」 ほむら「そうよ!あなたは、あなたはもう……!」 阿部「……おいおい、俺の攻めはまだ終わっちゃあいないぜ?」 カッ マミ「これが、魔法少女になった阿部さん……」 杏子「ひでえ格好だ……」 ほむら「股間のソウルジェムが、悪目立ちするわ……」 阿部「へえ、悪くない気分じゃないの」 マミ「見て!ワルプルギスの夜が……」 杏子「何だ、崩れてく……」 QB「世界の書き換えが始まったんだ。ワルプルギスの夜も元は魔法少女だからね、存在できなくなったんだろう」 QB「阿部高和、君は願いによって、過去・現在・未来、全ての時間、因果律に力を及ぼし続けなければならなくなった。もう人の形も保っていられないだろう」 阿部「……」 ほむら「阿部さん……」 阿部「なあに、この世の理とヤり続けるってのも、乙なモンじゃないの」
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