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「…つかおめぇら何時からそんな関係になってたんだよ」
話を聞いていた土方さんからの質問をする。
因みに伊東さんは競技が終わった途端に袴を替えに部屋に戻ってしまったらしい。
「まぁその話はまた後でにしましょうよ!次は表彰式なんですよね?」
沖田さんがそういうと土方さんはそうだったと言わんばかりの顔をすると「近藤さんとこ行ってくる、おめぇらは隊に並んでろ」と言い残して走り出した。
「…取り敢えず、解散しましょうか…一番隊の皆さん、いきなり失礼しましたね」
山南さんがそう言い、深々とお辞儀すると一番隊隊士達はアワアワと慌てながら「止めてください;;」といった。
それを聞いて山南さんが顔をあげると隊士達は微笑みながら「我々は副長のお役にたてられた事を誇りに思います」といい頭を下げ返した。
…山南さんがどれだけ隊士から慕われているかが窺える。
その後は全ての競技が終わったと言うことで山南さんに言われた通り解散した。
私も言われた通り自分の隊に戻り水分補給をする。
そこであることを思い出した。
(……もしかしたら喜んで貰えるかも知れない。)
一度思ったら実行するのみ!私はそう思い少し小走りに自分の部屋へと戻った。
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