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――それから5分後。
「カーくんカーくん、私頭の形が変わったみたいなんだけど。」
「気のせいだ。
そしてカーくん言うな。」
「お兄ちゃん、早くパフェ食べたい！」
「分かったよ恋、今用意するから。」
「部長、アイスティーがぬるくなっちゃいますよ。」
「それは俺の責任ではない。
とにかく早く食べよう。」
Ｔ研のメンバーは今のところこの四人だ。
三年生が三人。
一年生が一人。
「にゃふ～ん☆
美味し～～～い！！
さすがお兄ちゃんだね！」
「まあ今日は新入部員歓迎会みたいなものだし、少々本気を……な。」
部長は眼鏡をまた中指で押し上げる。
「あ、カーくん照れてる！」
「照れてない。
あとカーくん言うな。」
羽田はパフェを食べて喜んでいる恋と、褒められて照れている(？)部長を見て笑っている。
「アイスティー……インスタントはやっぱ無理ですね。」
だが空気を読まない新井。
「そうだ佐奈、お前俺を倒すとか言ってたらしいな？」
「……あ、…………ああ……うん、うわ、うわわ止めてそれだけは、それだけは！！
いやああああああああああああああああああああああああああああああ！！！」
これが、Ｔ研だ。
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