上京

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母は助手席で 寝ていた。 今想うに茶番など意に関せず クールな母。 ワタシはこの母の血を濃く継いだのだろう。 『寒くないかぁ?』 寝ていたと思ってた母が口をひらく… 自分のカーデガンをかけてくれた 。。。 母の名は『静』 姉御肌って言葉がピッタリ! 当時25歳であるが 七人弟妹の長女 戦後育ち 堂々の迫力でした。
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