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あれ、今何時?
一人ぽっちで呟く暗い部屋。
返事は静けさ、なんて可哀想なくらい一人ぽっち。
時計はない、
から、感覚ずれた自分時計を見た。
今はきっと夜の9時。
だって窓の外が真っ暗だから。
雨音が聞こえて目を開けた。
涙の跡が頬にこびりついている。
私は永遠の眠りにつけなかったらしい。
期待を持って窓の外を見た。
今はきっと9時。
だって暗闇が私を呑もうとしているもの。
窓ガラスに映った私の目は闇を映しているままだ。
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