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♪~♪~♪~
「っあ!」
携帯の着メロが流れる。
それで気がついた。
もう夜になっていた。
下をみるとアザだらけの震えてる腕で顔を隠している男。
そう。
アタシは
ひたすら男を殴り続けていた様だ。
アタシが殴り続けるのをやめたのを不思議に思って男がこっちを
チラリとみた。
チラっ
目が合った。
「ひぃっ!ゆっゆひてください!!」
笑える。
本当に愚かでバカな人間だね。
呆れるわ。
不様だな。
さっきまであんなに偉そうにしてたくせに
あのニヤニヤした顔はどこにいったんだよ
腕アザだらけじゃねーか
ん?
よく見たら泣いてる?
………………。
「ぶはっ!チョーウケるんですけどっ!キャハハハハハハハハハハハハハッ!!」
いきなり笑いだしたアタシをみて男達は唖然とする
「ひゃハハハハハハハハハハハハハ!」
まるで狂った様に笑いだした
「いっ今だっ!」
男達が逃げてもアタシはずっと1人で笑っていた。
。
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