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珍鎮丸「だって我、、棒だし」
俺「可愛く言っても言ってる事は最低だぞ」
珍鎮丸「テヘぇ」
少しでも本当に相棒なんだなと思ってしまった自分が恥ずかしい。むしろこいつが相棒なのが恥ずかしい。
だけど珍鎮丸が言った事は確かだ。
俺がうんと言えば彩月ちゃんは喜んでくれるだろう。
だけど四葉達は、、、。
修造「、、、諦めんなよ」
俺「っ」
考え込んでいる俺に修造侍が話し掛けて来る。
修造「駄目だろ?そんな事で諦めちゃ、、誰かを傷付ける事ばかり考えちゃ駄目。今はこんな関係でも良いって思う事も必要なんだよ」
俺「、、、侍ェ」
修造「俺の呼び方に納得いかないけど。自分自身の気持ちを考えるのも大事なんだよ。無理に答えを速く出そうとしても駄目。嫌な事ばかり考えちゃ駄目。お前が一生懸命考えた答えなら、皆分かってくれるって」
爽やかな笑顔で俺に笑いかける。
色々な悩みが一気に晴れていく感覚がした。
そうだ。近くにありすぎてその事しか目に映らなかったけど。
今はまだこれで良いって言うのも答えなんだ。
、、、、、優柔不断にしか聞こえないなオイ。
修造「だからハーレムエンドセク」
俺「ありがとうでしたー」
修造「ちょっおまっ」
会議終了のお知らせ。
この間僅か0、5秒。
彩月「、、、どうかしたのか?」
俺「いや。ちょっと自分が嫌になってただけ」
彩月「、、、?」
キョトンとする彩月ちゃんの表情。いかん。目線が先程までキスをしていた唇にいってしまう。
いかん。いかん。いかん。
彩月「、、、ふむ」
俺の表情を読む彩月ちゃん。
彩月「、、、ん」
俺の視線に気付いたのか。
もう一度小さくて柔らかな唇を合わせてくる。
いかん。いかん。いかん。
主に理性がいかん。
彩月「、、、んー」
舌を絡ませたいらしい。口を開けろと舌先で唇をつついてくる。
俺「、、、」
秘奥義アストロン。
彩月「、、、」
おぉ。キスをしながらも無茶苦茶俺を見詰めてきよるわ。無表情で。
俺「んんっ!?」
彩月「、、、」
ズボン越しに珍鎮丸を撫でる感触。やめてっ。そっちもアストロンなのっ。
俺「ふん」
珍鎮丸を撫でる彩月ちゃんの手を掴んで止める。
彩月「、、、舐められるか。舐めさせるか。どちらが良い」
舌と珍鎮丸って事ですねっ。
少し放れて。
彩月「、、、それとも私を征服するか?」
今度は自分のお腹辺りを撫でて悪戯っぽく俺に見せた。
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