プロローグ

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キミと沢山笑い合った。 キミと沢山触れ合った。 キミに沢山泣かされた。 キミに沢山支えられた。 キミには沢山のことを気づかされ与えられたというのに。 与えるだけ与えて心に刻んでいって。 だというのに……。 「馬鹿やろぉぉぉ!!」 澄み切った空を見上げながら、この空の下どこかにいるであろうキミの顔を思い描いて、声の限り叫んだ。  
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