プロローグ

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彼のプレーに、賞賛の声を上げながら、再び動き始める人々。 その流れに肩がぶつかり、現実に引き戻された私は… 一瞬視線を上げ、もう一度スクリーンの彼を見上げた。 『航太……。』 『こんなにたくさんの人が、あなたを応援してるんだね…。』 ほんの少し微笑んで… 私はまた、ゆっくりと一歩を踏み出した。 .
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