第1章

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次々かかってくる奴らを軽くいなし、仕返しとばかりに拳を一発顔に打ち込んでやる。 「ぐわっ!!」 たったそれだけで地に伏せる。 よわ・・・ 一通り片付いたところで、倒れてるやつらに背を向け、俺は歩き出した。 と、その時だった。 「うおぉぉぉ!!」 「っ!!」 倒れていた連中の1人が急に襲いかかってきたのだ。 突然のことに驚いたが、なんとかギリギリのところでよけることができた。 襲ってきたやつは、最後の力をふりしぼったからなのか、俺が避けると、そのままフラフラと何の抵抗もできぬまま大通りの方に進んでいった。
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