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少し間を置いてゆっくりと喋りだす。
アリア「貴方寝てたのよ、マンションの前で。最初は邪魔としか思わなかったんだけど、こっち向いて貴方が言ったの、おかえりって。」
淡々と話す彼女の表情はどこか寂しそうで、優しい笑顔をしていた。
アリア「だからかな、拾って帰ろうと思った。ダメかな?やっぱり。」
シキ「僕的にダメではないですけど、女として拾ってはいけませんね。きっと。」
そういうと彼女は僕を見ながら、
アリア「でも後悔してないよ、拾ってよかった、美味しい御飯も食べれたし。」
笑顔でそう言った。
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