もう一つの世界

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  少年「くぁぁ…だりぃ」   ダラダラと歩く学生服を着た少年 どこにでも居そうな学生 時間は12時を過ぎている   少年「なんかオモシレー事ねーかなー」   そうボソッと呟くとズボンの左ポケットからタバコを取り出し ライターで火を着ける   もくもくと煙を出しながらダラダラ歩く少年   タバコを吸い終えると一時立ち止まり 足元に吸い殻を投げグシグシと足で火種を消す   再び歩きだしたが 少年は道路の出っ張りに躓きバランスを崩し 前方へと倒れる   少年「マジすか」   前のめりになる少年 ついて無いと そう思いながら目を潰る   しかし地面にぶつかる事はなく 体が真っ逆様になったような感覚になる少年   疑問に思い 少年は目を開ける       少年「…え??ナニコレ…マジすか??…」     少年は青空の中真っ逆様な体制で落下していた 必死に体制を建て直そうとする少年   少年の真下には鉄ゴミの山があり 少年はそこに落下する     少年「…ぁぁぁぁぁぁああああ」     ドガシャン!! 少年「るぇば!!!」   ガラガラガラゴゴゴゴン……ガゴン…    
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