5人が本棚に入れています
本棚に追加
「お母さん!!」
あれ?ここは私の部屋?さっきまで私外に・・・
「マリア、マリア~ちょっと手伝ってちょうだい」
お母さんの声。私は急いで外に出た。
「お母さん大丈夫?あの化け物は?」
「化け物?マリア何ねぼけてるの。そんなの村に来てないよ」
え?だってさっき。
「ほら、この木の棒を縛って向こうまで持ってって。」
・・・この会話さっきと全く同じ。まさかさっきのは正夢?
だとしたら・・・まずい。お母さんを助けないと。
「お母さん!早くここから離れて!!もうすぐ化け物が来るの!!」
お母さんは「何を言ってるの」という顔で私を見ている。
そのとき、
「化け物が来たぞ~逃げろー!!」
という声が聞こえた。そして、化け物は私たちめがけて突進してきた。
最初のコメントを投稿しよう!