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目を開けると、また私の部屋に戻っていた。しかし、今は夜だった。
「マリア、気がついた?」
お母さん。私どうしたの?
「あなたがこの村を守ったのよ」
私が?いつ
「私から説明させてもらっていいか?」
と知らない人の声。
「どちらさまですか?」
剣を腰にさしているから、戦士だと予想はつくけど
「私は、王の近衛部隊の隊長のシャーリーだ」
王の近衛部隊?なんでこんなところに
「落ち着いて聞いて欲しい。あの化け物を退けた光は君が出したものなんだ」
なぜそんなことがわかるのですか?
「あの光は王が持っている能力と同じものなんだ。単刀直入に言う、君は次の王になるべき人間だ」
え?
「だから、今すぐ城にあなたを連れて行く。」
いや。お母さんと、村の人たちと別れたくない。
「国が崩壊してしまうかもしれないという、大事件なんだ。済まないが従ってもらう。」
そういうことで、私は馬車に乗せられ城まで連れていかれた。
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