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「……ハァハァハァハァ…ッ…ハァハァ」
乾燥する空気の中、俺の息の音だけが静かに響く今日この頃。
ちょうど今の地点で、俺は5キロぐらい走っただろうか。
もう、このランニングは、俺の日課になってしまった。‥
しかし、
俺はただ走ってるわけではない。
「ピー…こちらB班!!
目標追跡中!!」
『ピー…こちらA班!!
目標をそのまま追跡せよ!』
無線から聞こえる声。
そう…追跡というのだろうか、追いかけられている感じだ。
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