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中学生時代の話をまずするなら本当は恋の話をしたいと思ってたけど、でもここは生い立ちの話をするところだからまだそれは置いといて…。
その次に話すとしたらやっぱり制服の話だよね。
中学になった俺は完全に女扱いされるようになった。
いくら外見が男っぽくても着ているものは女子の制服だし…。
俺はその時初めて自分から一人になる孤独を味わった。
一人になりたい…なんて思ってなかった。
ただ自然に一人になっていった。
女扱いされるのが嫌で小学時代仲良かった人とも喋らなくなり、人見知りな性格もあってか誰にも声かけられずとうとう一人ぼっちになってしまった。
これが一人になるのと一人にされるのとの違いなんだなって改めて実感させられた。
俺は短期間で2つの苦しみを味わった。
これを見ているそこの君も感じたことあるんじゃないかな?
一人になるのと一人にされるのは全然違うよ。
もし君が自ら望んで一人になろうと思っているとしたら、僕は止めたい。
だって一人って寂しいぜ?孤独感じるぜ?
俺は実際そうだった。孤独だった。寂しかった。
みんなは友達とワイワイ遊んでるのに俺だけ一人で教室の片隅で寝たフリ。
これがどれだけ辛いか君には分かりますか?
まぁイジめられてた訳じゃなく一人になろうと思ったのは他の誰でもなく俺なんだけどね。
でも気付いたら一人にされてた。気付いた時には遅かった…。
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