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俺は乳児院で育った。2歳まで。
乳児院の時の担当だった先生の話を聞くと俺は活発で高いところが大好きで何よりボールを蹴ってる時の俺が一番楽しそうにしてたという。
乳児院にいた時は母親は面会に来ていたらしく、この子がほしいと言ってきた里親にこの子は私の子ですって必死に俺を守ってたらしい。
その行動から考えると母親は俺のことを本当に愛してたと思うし、でも何で迎えに来ないのかよく意味が分からない。
でも一つだけ言えるのは当時16歳だった俺の母親は経済力がなく、やむを得ず施設に入れることを選んだんだと思う。
さて、次は施設での話をしようか…。
でも最後に言わせてほしいことがある。
なぁお袋、俺あなたの娘だったのに裏切ってごめんな…。
でも俺あなたのこと後悔させない。
あなたに俺を産んだこと後悔させないように俺は俺らしくこの先も前をしっかり向いて俺に与えられた道を堂々と歩いていくよ!
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