6/7
前へ
/9ページ
次へ
「夜神さん!おはようございます!!」 零「おはよー」 「おはようございます!!」 零「おはよー」 施設内を歩いていると次から次へと挨拶をされ、内心めんどくさくなっていたが『戦闘訓練室』と書かれた大きな扉の前に着くと、中へと入っていった。 扉の向こうには大きな空間があり、入口の隣にはガラス張りのコンピューター室があった。 ?「よぅ、夜神」 ガラス張りのコンピューター室へ入ると、茶髪の眼鏡をかけた白衣の人が声をかけた。 零「おはよ~五十嵐さん。」 五「どうした?何時もより遅かったな。」 零「帰りが遅かったからさぁ…直ぐに始めれる?」 五「あぁ、今回のLv(レベル)は57だ。武器は刀を用意してある。」 零「刀??」 零は手首や足首に測定器を付けていたが『刀』と言うことに引っかかり、動きを止めた。 五「何でも、次の任務時に必要だからだそうだ。」 零「ふぅ~ん…」 零(次の任務ねぇ…) 五「刀だ」 五十嵐から渡されたのは鞘が白く椿が彫られており、抜いてみると刀が透明で透けていた。 零「綺麗…」 五「それは今回の任務の為に特別に作らせたものだ。刃は薄く透明になっているが、何を切っても壊れはしない。」 零「銃や戦車でも?」 五「何を切るつもりだ…まぁ其れくらいなら大丈夫だ。」 零「ふ~ん…」 零(戦車も…流石技術部…) 零「準備完了、始めて。」 零は測定器をつけ終わると刀を持ちコンピューター室から出て、大きな部屋の真ん中に立った。 五「始めるぞ…」ピッ…
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加