62人が本棚に入れています
本棚に追加
/400ページ
達也
「男の方が此処之下虚唄(ココノシタ・キョウタ)だ。将棋の腕はまあまあかな。…だが。」
虚唄
「少しは手加減してよ~」
達也
「もう一方はいわゆる天才ってやつだ。」
未知
「……これで521回目。まだやるの?」
虚唄
「うるせえ! このまま負けたら惨めだろ!!」
未知
「…負け続ける方が惨め。」
大翔
「…強いんだね。」
達也
「あいつら2人の話によると、女の方はIQ145以上はあるらしい。ちなみに2人とも1年ね。」
栄転
(145!?)
達也
「名は神楽坂未知(カグラザカ・ミチ)。俺も挑んだがわずか10ターン目で王手を掛けられ20ターン目で負けたよ。」
大翔
「とにかく凄い人、と。」
達也
「そゆこと。」
==自由活動部部室==
達也
「さっき出てったのは現宮明美(ウツツミヤ・アケミ)。ソフトボール部と兼部してるのさ。」
大翔
「ソフトボール部と兼部!?」
達也
「明美がここに来る理由は魚の世話。クラスじゃ飼えないから持ってきたんだ。バカだろ?」
大翔
(魚の世話って…。)
渚
「お疲れで~す…。」
最初のコメントを投稿しよう!