入部試験

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達也 「男の方が此処之下虚唄(ココノシタ・キョウタ)だ。将棋の腕はまあまあかな。…だが。」 虚唄 「少しは手加減してよ~」 達也 「もう一方はいわゆる天才ってやつだ。」 未知 「……これで521回目。まだやるの?」 虚唄 「うるせえ! このまま負けたら惨めだろ!!」 未知 「…負け続ける方が惨め。」 大翔 「…強いんだね。」 達也 「あいつら2人の話によると、女の方はIQ145以上はあるらしい。ちなみに2人とも1年ね。」 栄転 (145!?) 達也 「名は神楽坂未知(カグラザカ・ミチ)。俺も挑んだがわずか10ターン目で王手を掛けられ20ターン目で負けたよ。」 大翔 「とにかく凄い人、と。」 達也 「そゆこと。」 ==自由活動部部室== 達也 「さっき出てったのは現宮明美(ウツツミヤ・アケミ)。ソフトボール部と兼部してるのさ。」 大翔 「ソフトボール部と兼部!?」 達也 「明美がここに来る理由は魚の世話。クラスじゃ飼えないから持ってきたんだ。バカだろ?」 大翔 (魚の世話って…。) 渚 「お疲れで~す…。」
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