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渚
「あれ? 見ない顔だね、君。」
達也
「転入生だそうだ、この部活に入るらしい。」
渚
「へえ~そう、あの噂の?」
大翔
(だからどんな噂が流れてんだ…。)
達也
「よし、それでは恒例通りの入部試験を行うぞ。」
大翔
「自由活動部に入部試験があるんですか!?」
達也
「まあ聞け。俺たち部員はそれぞれが好きな事をするのが主だが、時には他人を頼らなきゃできない事もあるんだ、これが。」
達也
「基本的には何をしてもいいが、例えば、ロイヤルストレートフラッシュが来る確率を調べたり、とかな。」
大翔
「それ誰が考えたんですか?」
達也
「それは、、部活の機密事項として言えない!」
渚
「うんうん。」
達也
「というわけで、入部したいなら誰かの手伝いをする。これが条件だ。2人以上欲しい奴いたっけ?」
渚
「はいは~い! 部長、お願いします。」
達也
「本来普段は他の部員を強制させる事はないから安心してくれ。ただ今は話が違う! 入部したいなら、強制的に手伝ってもらうからな。」
栄転
「…まぁいいですけど。」
渚
「よっしゃ~♪ よろしく頼むね? 新人くん。」
大翔
「栄転大翔です。」
渚
「っしゃ! 早速仕事行くぞ、大翔。」
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