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ちなみに俺がこんな夜遅くまで出歩いているのに焦っていないかというと家に誰も居ないからだ。
いわゆる天涯孤独の身ってやつだ。マジでシャレになんねぇ。
学校にいっても家に帰っても喋る奴がいない俺ってよく考えるとすげえ寂しい奴なのか？
だとすれば俺がからんでくる奴らをいちいち相手しているのも俺が寂しいと思っているからか!?
なんておれがナンテコッタイな推測をして身悶えしていると、
近くの茂みからナニかががさこそと音をたてている。
俺は直前まで身悶えしていた気恥ずかしさからつい過剰反応してしまい。
「誰だっ！出て来い！」
とつい怒鳴っちまった。
するとがさこそ音がおさまりそして茂みから出て来たのは……
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