第一章 こっくりさん

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豪炎寺「なっ。そ、そんなこと、お前ら信じてんのか!そんなこと・・・ 迷信に決まってる!」 円堂「そ、そうだよな。迷信だよな!」 南雲「おぉ。そんじゃあ、さっさと帰ろうぜ。」 鬼道「・・・・・・・・。」 豪炎寺「・・・・鬼道?」 鬼道「・・・!!あぁ。帰ろうか。」 俺たちは、知らなかった。このことをきっかけに、あんなことになるなんて。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ――夜11時の人の少ない通り 南雲「はぁー。やっと、終わったぜ塾。ったく、宿題忘れたぐらいで、居残り30分とか、マジひど――― グサッ(南雲の腹に日本刀らしき刃物が刺さる) 南雲「ガッ。・・・・おかしいなぁ。俺、人に刺されることなんて、やった覚えねーぞ。・・・おい・・お前、誰だ。ずいぶん、常識離れしてるじゃねーか。」 ?「お前を、呪いに来た。」 南雲「・・へー。・・・・やべえ・・・・意識がもうろうとしてき――― バタッ ?「・・・・・・・・。」サッ ―――――――――――――――――――――――――――――-―――― ―― 翌日 俺は、いつも道理の時間に登校してきた。いつも道理、俺より先に鬼道が登校していた。今日も女の子にきゃあきゃあされている。 豪炎寺「おはよう。」 鬼道「おはよう。」 いつもと何一つ変わらない毎日のあいさつ。そして俺は、自分の席に着く。カバンから本を出して読み始めた。 しばらくして、円堂が登校してきた。遅刻ギリギリ、いつもと同じ。しかし、円堂の様子がいつもと違う。ハァハァと息を切らしているのは、いつものことだが、今日は、大変なことがあったというような顔をしている。そして、 円堂「な・・南雲が、死んだ!!」
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