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豪炎寺「なっ。そ、そんなこと、お前ら信じてんのか!そんなこと・・・
迷信に決まってる!」
円堂「そ、そうだよな。迷信だよな!」
南雲「おぉ。そんじゃあ、さっさと帰ろうぜ。」
鬼道「・・・・・・・・。」
豪炎寺「・・・・鬼道?」
鬼道「・・・!!あぁ。帰ろうか。」
俺たちは、知らなかった。このことをきっかけに、あんなことになるなんて。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
――夜11時の人の少ない通り
南雲「はぁー。やっと、終わったぜ塾。ったく、宿題忘れたぐらいで、居残り30分とか、マジひど―――
グサッ(南雲の腹に日本刀らしき刃物が刺さる)
南雲「ガッ。・・・・おかしいなぁ。俺、人に刺されることなんて、やった覚えねーぞ。・・・おい・・お前、誰だ。ずいぶん、常識離れしてるじゃねーか。」
?「お前を、呪いに来た。」
南雲「・・へー。・・・・やべえ・・・・意識がもうろうとしてき―――
バタッ
?「・・・・・・・・。」サッ
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―― 翌日
俺は、いつも道理の時間に登校してきた。いつも道理、俺より先に鬼道が登校していた。今日も女の子にきゃあきゃあされている。
豪炎寺「おはよう。」
鬼道「おはよう。」
いつもと何一つ変わらない毎日のあいさつ。そして俺は、自分の席に着く。カバンから本を出して読み始めた。
しばらくして、円堂が登校してきた。遅刻ギリギリ、いつもと同じ。しかし、円堂の様子がいつもと違う。ハァハァと息を切らしているのは、いつものことだが、今日は、大変なことがあったというような顔をしている。そして、
円堂「な・・南雲が、死んだ!!」
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