いのあり

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伊side ある日の楽屋。 俺が朝楽屋に入るなり… 有「んちゅ~」 伊「わあ!大ちゃんどうした   の!いきなり!」 有「いのちゃぁん…   ちゅ~して?」 伊「なにいきなり?!   ちょっと待って!   とりあえずバック置か   せてもらえますか?w」 有「……………むぅ」 伊「よいしょっと   …はい、どしたの。   むくれないの!   おいで大ちゃん!」 とてとて歩いて ソファーに座る俺の膝に 向かい合わせに座る大ちゃん 有「ちゅうしたかっ   たんだもん」 伊「本当にそれだけ?」 有「だってだって…   最近いのちゃん大学で   全然会えなかったから」 じわじわと泣きそうに なる大ちゃん。 まずいこのままじゃ またこの子を泣かせてしまう 伊「ん…そっか。   ごめんね大ちゃん」 ―ちゅ 有「んぅ…はぁっ  …やだ、っ」 伊「え?なにがやだ?」 有「ごめんって言っちゃ   やだあっ…/大学忙しい   のにわがまま言うのは   いつも俺だし、謝って   欲しくて言ったわけじゃ   ないんだもんっ…、   ……ごめんなさい」 伊「なんで大ちゃんが   謝るの?」 有「だって重いから……」 ―ちゅ ちゅ ちゅ 伊「分かった。もうごめん   って言わないよ。   でもね、重たくて   あまえんぼな大ちゃん   が大好きなんだよ?   これからは   だいすき。愛してる。   ありがとうっていっぱい   言うね。あと今日は   ずっと一緒にいようね」 有「……いのちゃあ、/   だいすきっ…/」 ―ぎゅう ずっとずっと一緒。 しばらくはこの腕の中の子を 抱きしめていてあげようかな きみが不安にならないように ぼくの愛が伝わるように。 END
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