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「うんっ、ごめんね!」
「いいよ~🎵ってか、さっきあの子と友達になったんだ!!」
そう言って由香が1人の女の子を指差した。
その子は昨日目立つ茶色の髪にぽけ~とした優しそうな女の子と思った幸子だった。
さっそく晴奈も話しかけて、それからはずっと3人で一緒だった。
お昼になるといつも3人で机をくっつけてお弁当を食べた。
クラスでも目立っていた晴奈達はなぜか女子からも男子からも少し恐がられていた。
でもみんなと仲良くなりたかったので、いろんなクラスに3人で押しかけて友達を増やした。
いろんなクラスに押しかけては、
「あの人かっこいい~」
とか言いながら一番乗り気だったのは幸子だった。
由香は彼氏一筋だったため、
「え~陽ちゃんの方がカッコイイし‼」
なんていつも幸子と張り合っていた。
晴奈はそんな2人を笑いながら見ていた。
もちろん優衣や理恵のクラスにも行って、由香や幸子を紹介した。
みんなすぐに仲良くなり、晴奈達のグループは大きくなっていた。
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