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「「葵のばーか。ぶーす。」」
2、3人の男子がそう言って1人の女子をイジメる。
よくあると言えばよくある光景なのかもしれない。
幼い頃というのは。
「止めろ!!葵をイジメるな!!」
「また優弥邪魔すんの?」
「当たり前だ!!」
「つまんないの。」
「そうだな。もうやーめた。向こう行って遊ぼうぜ!!」
「うん!!」
数人の男子は飽きてしまったのかその場から去って行った。
「葵、大丈夫?」
「優弥…怖かったよぉ」
ボロボロと葵が泣き始める。
「泣くな葵。俺が葵を守ってやるから。な?」
「うん!!」
葵は涙を目に浮かべながら満面の笑みを優弥に向けた。
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