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少年は気付くと、空中から自分の死体を眺めていた。
(なっ!
俺…
死んだのか…)
唖然として、自分の残骸を見る。
鉄骨から手が出ているが、跡形もない。
(こんなことになるんなら、何時もの道を通るんだった…)
そう、後悔していると…
船を漕ぐ、櫂のような棒へ乗った少女が、現れた。
白い着物を纏った、水色髪の美少女である。
「なっ!
言う言うハックションの釦…」
思わず、少年が言う。
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