エピ1

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少年は気付くと、空中から自分の死体を眺めていた。 (なっ!  俺…  死んだのか…) 唖然として、自分の残骸を見る。 鉄骨から手が出ているが、跡形もない。 (こんなことになるんなら、何時もの道を通るんだった…) そう、後悔していると… 船を漕ぐ、櫂のような棒へ乗った少女が、現れた。 白い着物を纏った、水色髪の美少女である。 「なっ!  言う言うハックションの釦…」 思わず、少年が言う。
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