エピ1

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「ちょ!  まだ、色々聞きたいことが…」 青年が言い掛けたが、白い光に包まれ姿を消した。 『済まんのぅ。  時間がないでのぅ。  さて、我は、我の仕事をするかえ』 そう呟くと、空間を解き、元の姿へ戻る。 そして、神としての仕事を始めるのだった。 一方、青年の方だが… 光に包まれ、眩しさに目を閉じていた。 そして、再び目を開ける。 すると、そこは先程の室内ではなかった。  教会の礼拝堂のようだ。 青年は驚き、周囲を見回す。 どうやら青年は、祭壇に立っているようだ。 祭壇から、何段か下がった場所。 そこで、1人の少女が跪き祈っている。 青年は戸惑いながら、少女へ声を掛けた。 「あのぉ。  ここは、何処なのでしょうか?」
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