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「カミカクシとは…最近特に噂される都市伝説のことです…」 いかにも怖い話ですよー…というトーンで話し始める。 都市伝説追っかける前に仕事しろよ…まったく。 「漢字表記の「神隠し」現代版と考えてください。昔と違い、現代のそれには……こいつが関わってくるんです」 暗いトーンで話しながら、何かをポケットから取り出す。 「携帯…電話?」 それは、こいつの携帯だった。最高に可愛いと言い張る、最愛の嫁さんのプリクラがべたべた張ってある携帯。 「そう。それは一通のメールから始まる恐怖……」 これから「カミカクシ」の話が始まるのだが…合間合間に特番司会者のモノマネや、関係のない嫁自慢が入るため簡単に話をまとめてみた。
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