未来へ

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科学者がタイムマシンを起動させようとした。 ―――だが何も起こらない。 「説明を忘れていたのでな、止めて貰った」 またスピーカーから声が聞こえて来た…だが今度の声の主は警視総監ではない。はっきりわかる。 スピーカーから聞こえてきた凄く低い声の主、それは俺の弟…この国の王だった。 「一応、世界中から注目されているのだからな、私が説明と見送りをしないといけないのだ…とは言っても大切な事はタイムマシンの中にある電子ボードを見てくれれば良い」 偉そうな態度と尖った口調で結局は自分の力でやった事じゃないことを言われる…これには毎回流石にムカつくが…我慢だ… 「後目隠しは2分、手錠は3分で取れるから安心しろ」 説明?はこれで本当に終わるらしい
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