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はぁ…はぁ…はぁ…
(どうして？
逃げないといけないの？
僕は一体…誰？
何故…僕は…)
何も解らない
自分が誰なのか…
何者なのか…
誰から逃げてるのか…
何故、逃げ無くては
成らないのか…
息を潜め暗闇の中
木々の隙間に体を隠し目を閉じた
(疲れた…眠りたい)
疲れ果てた体を木に預けると睡魔が僕を包み込む
再び目を醒ました僕を不思議そうに不安そうに覗き込む少女が居た
『ねぇ…あなたは誰？』
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