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その頃、僕は若菜の身に、危険が迫ってる事に気付きもしなかった。
『そこの人!体を低めて!』
僕の叫び声に驚き、僕を見て、その人は一瞬戸惑った様子を見せたが体を低め、その場に座り込む形を取った
僕は、それを認識確認し、護身用にと若菜に渡された剣を抜きピグに向かって走った
(ピグ…ごめん。
縄張りを荒らした人間が
悪いのは百も承知だけど
君を人間に切らせる事も
君が人間を傷付ける事も
僕は嫌やないんだ
だから僕は…)
僕はピグと彼の間に割って入りピグに剣を向けた
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